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BENCH "Maru tack Cap"
- 2022年07月12日 火曜日
お客さんに教えて頂いた美味しいという評判の『シゲちゃん食堂』さんへ。
刻んだ大葉の乗ったマグロ丼が美味しかったです。
美味しいとウワサのお店にまた行きたいので、美味しかったお店情報は随時お待ちしておりまーす!
今日は当店BENCHのオリジナルアイテム。
BENCH / Maru tack Cap (Khaki).
BENCH / Maru tack Cap (Black).
今回は初めて0から制作したオリジナルのキャップです。
普段のとプリントなどと同じく、京都の老舗帽子工場にお願いしております。
帽子1つ作るのでも中々難しくて、休みの度に何度も工場の方まで足を運んでサンプルを制作して改良してを繰り返しておりました。
と、いうのもやっぱりオリジナルのキャップを作るなら普通に売っている物と"違うモノ"をと自分が考えていたのがバックのアジャスター部分(留め具)。
ここは今まで他のキャップでは見た事が無いモノを考えました。
元々は便箋や封書に見られる丸タックに着想を得ております。
ボタンとパラコードによってこれを再現していて、ここでサイズ調整する様になっているのでそこまで大きく調整が効かないので更に調整が出来る様にキャップの内径は、最近ではあまり見ないゴム仕立てにしております。
昔はFlexfitとかって後ろの調整が無いタイプのキャップよく見ましたよね。
懐かしさもあり、機能的でもあり気に入っております。
(でもこの素材も今はちょっと珍しいらしくて取り寄せるのに時間がかかりました。笑)
そして肝心のデザインなんですけど、様々なBENCHのセレクトした洋服にフィットする様に基本的には無地にしております。
まずカラーは3色展開。
そしてバックのアジャスターが非常に独自性が高いと思うので、シンプルに天ボタンとツバ裏の色切り替えデザイン。
それとオリジナルでキャップを作るとツバのステッチ(縫い目)の本数なんかも決めれるので、2本ずつ離れた4本のステッチにしています。
(商品説明にニコニコとした店主のスマイルから4本にと冗談で書いたんですけど、今だに誰からもツッコマれてません。笑 一応ギャグで言ってます。笑笑)
そしてそのステッチもツバ裏のみカラーを変えているので、ユニークなデザインに出来たと思います。
シンプルですけど、かなり作り込んだので正直こんなにしっかり作ってるオリジナルのキャップも中々無いんじゃ無いかなと思います。
いわゆる無地ボディで売っている帽子に刺繍入れただけで、仰々しくオリジナルを謳う物も多い昨今ですので今回はしっかり作ってみました!
そして形にも非常にコダワリが強くて、かれこれ15年はもう今みたいな仕事をしていて様々なキャップが入荷する度に被るので数千個はキャップを着用した事が有ると思うんですけど、その中でも特にシルエットの良い物を帽子の工場に持って行ってベースの形を決めました。
バックの留め具のボタンの大きさや間の開き具合も4回はサンプルを制作して吟味しました!
まさにBENCHでしか手に入らず非常にオリジナルであり、完璧と言える仕上がりになったと思うので、是非皆様にお試し頂きたいです。
宜しくお願い致します〜
NZA